東京名所巡り1
皆さん、こんにちは‼︎
昨日、柏市の吉祥院のご住職様のお誘いで檀家さんと一緒に浄土宗大本山増上寺さんと東京名所巡りに行って来ました。
まずは、浄土宗の大本山として有名な「増上寺」。この寺は東京タワーのすぐ横、非常に交通量の多い幹線道路に面した立地であるにもかかわらず、一歩敷地内に入ると、昔と変わらぬ落ち着いた空間と出会うことができます。
徳川家ゆかりの場所として知られていますが、近年は"パワースポット"としても大いなる注目を集めています。
江姫も眠る徳川の菩提寺「増上寺」
明徳4年(1393年)、浄土宗第八祖聖聡(しょうそう)上人によって開かれた「増上寺」。
安土桃山時代に徳川家の菩薩寺として選ばれ、江戸時代には家康公から手厚い保護を受けたこともあって、寺運は隆盛を極めたと伝えられています。
いっときには25万坪の境内に坊中寺院48、学寮百数十軒が立ち並び、「寺格百万石」と謳われたこともあったみたいです。
時代が移り変わり、二度の大火や新政府の命令などを経て当時の境内の多くは公園や別の建物となってしまいましたが、それでもいまなお
都内随一の寺域と格式を誇ることには
変わりありません。
戦火を免れた三解脱門(さんげだつもん)、
東京都指定建物である経蔵(きょうぞう)など、歴史的建造物や文化財の宝庫でもある増上寺。
やはり気になるのは徳川将軍15代のうち6人(秀忠、家宣、家継、家重、家慶、家茂)と、その正室・側室が葬られた「徳川家霊廟」。
第2代将軍徳川秀忠の正室・江姫も、秀忠と
ともに祀られているのです。
1月15日の正五九祈願会(しょうごくきがんえ)に特別公開される予定で、この日は家康公の念持仏である「黒本尊阿弥陀如来(くろほんぞんあみだにょらい)」もご開帳されるそうです。
そんな増上寺さんを心を落ち着け、
静かに過ごしたいものですね。
気軽に出かけてみてはいかがでしょうか。